【感想/レビュー】バケモノの子
昨日7月30日、大阪なんばのTOHOシネマズに寄り、
今大ヒットしている
細田守 監督作品【バケモノの子】
観てきました。
結論からいくと、星5つ中5つです。
細田守監督作品といえば、
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」
おおかみこどもは劇場で2回、サマーウォーズは劇場で2回+DVD購入
時をかける少女は、劇場ではみてませんが、DVDで2桁回はみています。
それぐらい細田守作品が好きなのですが、
今作「バケモノの子」は
今までで一番面白いかもしれません。
個人的には時をかける少女とトップを争ってます。
で、
今作「バケモノの子」の見どころを何点か。
(ネタバレしないよう多くは言いません)
①最初から最後まで、ワクワクがとまらないような表現、内容となっています。
今までしてこなかったような、描き方、(実写もすこし入ってたのかな?)
また、内容が「バケモノに育てられる」なので当然バケモノの世界に入ります。
その割には人間臭いところが多くて馴染みやすいですけど。
②会話のテンポの良さ、笑えるシーンがたくさん
最初の1時間、一人で観に行ったにも関わらず
楽しくてニヤニヤと笑いがたまに抑えられなくなりました。
九太の子供時代の悪ガキっぷりは見もの。
③最終的に立ち向かうのは身近に感じれる物
最後に人間界とバケモノの世界を巻き込んで大きな問題が起こります。
それにたちむかうのは九太と楓。相手はとんでもないバケモノになってますが、
その悪の根元になっているものは、私たちでもよくわかる身近なものです。
それゆえに、観ているなかで考えさせられることもあります。
④感動、納得のラスト
ラストどころか途中でもかなりきます。涙腺が弱い人はすぐに涙が溢れるかもしれません。切ないシーン、感動のシーン、あります。また、最後、エンディングですが、
納得できる終わり方ですっきりします。途中で吐くセリフフラグも回収です。
バケモノの世界のシステムやストーリー背景もうまくひっくるめたなぁとおもいました。楽しく笑って泣いて、笑顔で帰れる映画ではないでしょうか。